『アンダーニンジャ』は、戦後の日本に密かに生き残った忍者たちが、現代社会の裏側で活動するという大胆な設定が話題の実写映画です。主演に山﨑賢人、監督に福田雄一を迎え、ギャグとアクションが交錯する唯一無二の作品に仕上がっています。本記事では、ネタバレを避けながらその魅力や見どころ、どんな人におすすめかをわかりやすく紹介していきます。
<アンダーニンジャ 予告編>
アンダーニンジャ の TVアニメシリーズ は U-NEXT、Prime Video で配信中!
原作マンガは U-NEXT で読むことができます♪
※ 2025年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

いつでもどこでも手軽に見れるにゃ!
『アンダーニンジャ』の見どころ
見どころポイント1:忍者×現代社会のユニークな世界観
現代に20万人存在する“忍者社会”という大胆設定
舞台は現代の日本。表向きには存在しないと思われていた忍者が、実は警察官や自衛官と同じように約20万人も活動しているという大胆な世界観が物語の土台となっています。この設定は、一般社会に溶け込んで暮らす忍者たちのリアルな日常と、裏社会で繰り広げられる極秘任務とのギャップによって、作品独自の緊張感やユーモアを生んでいます。
さらに、忍者たちは現代的なテクノロジーやガジェットを駆使して活動しており、古風なイメージとは異なる「アップデートされた忍者像」も魅力の一つです。かつての忍者が持っていた神秘性を残しつつ、現代社会に適応しているという新鮮な設定は、多くの観客に強烈なインパクトを与えています。
コミカルとシリアスが同居する不思議なテンポ
笑いを誘うアドリブ満載の掛け合いと、張り詰めた忍者バトルや任務の緊張感が絶妙に交差するのが本作のユニークな魅力です。序盤ではムロツヨシや佐藤二朗による長尺のギャグシーンが続き、「押入れの開け閉め」や「鼻くそギャグ」など、一見すると作品世界と無関係に思えるコミカルな場面が多く展開されます。
一方で、物語が進むにつれて、現代忍者たちの対立や潜入任務など、物語の核心に迫るシリアスな展開が浮かび上がり、観客の緊張感を高めていきます。そうしたシリアスパートの直前にあえてギャグが入ることで、緩急のあるテンポが生まれ、独特のリズム感を感じさせる構成になっています。
この「緊張と緩和」の繰り返しによって、シリアスな展開も重くなりすぎず、娯楽作品としてのバランスを絶妙に保っています。
忍者同士の対立構造が生むスリリングな展開
物語の軸となるのは、正規の忍者組織「NIN」と、その秩序から逸脱した存在である「アンダーニンジャ(UN)」との衝突です。かつてGHQの指令で解体されたはずの忍者たちは、密かに生き延び、互いに異なる理念を掲げて活動を続けてきました。
NINの末端に所属する主人公・雲隠九郎は、アンダーニンジャの動向を探るため、高校に潜入する任務を命じられますが、調査の中で見えてくるのは、単なる敵対では語れない複雑な人間模様や組織の背景です。両勢力はそれぞれに信念や目的を持っており、どちらが正義か一概に言えない構図が、観客に深い問いを投げかけます。
アンダーニンジャのキャラクターたちも個性的で、特に蜂谷紫音や山田美月との対立・交錯は、映像的にも心理的にも見応えがあります。単なるアクションにとどまらない、立場や価値観のぶつかり合いがスリリングな展開を生み出しています。
見どころポイント2:豪華キャストと迫力アクションの融合
山﨑賢人が魅せる、静と動を併せ持つ忍者像
主演の山﨑賢人は、感情を抑えた無気力な雲隠九郎を絶妙なバランスで演じています。一見ぼんやりしていてやる気のない青年に見えますが、要所で鋭い目つきや俊敏な動きに切り替わる様子は、まさに「静」と「動」を併せ持つキャラクターの体現と言えるでしょう。
特に注目なのはアクションシーン。山﨑は足の指を使って武器を操るなど、奇抜で個性的な戦闘スタイルを披露し、観客を驚かせました。これまで『キングダム』などでもアクションを得意としてきた彼ですが、本作ではまた異なる忍者像に挑戦しており、演技の幅を感じさせる仕上がりです。
さらに、ムロツヨシとの即興的なやり取りで思わず笑ってしまう場面も採用されるなど、自然体で演じながらもキャラクターに奥行きを与えています。無表情の奥にある微細な感情のゆらぎが、九郎という人物の謎めいた魅力を際立たせています。
白石麻衣、浜辺美波ら女性キャストの体当たり演技
白石麻衣はスカート姿でのアクションを堂々とこなし、女性忍者・鈴木役として高い身体能力と気迫を見せています。浜辺美波は変顔や鼻くそギャグといった体当たりの演技で、コメディリリーフとしての魅力を発揮しながらも、どこか切なさを感じさせる人間味あるキャラクターを演じきりました。
特に印象的なのは、二人ともアクションとコメディの両立に果敢に挑戦している点で、これまでのイメージを覆すような演技に新鮮さがあります。豪華なだけではなく、実力と挑戦を兼ね備えたキャスト陣が揃っている点も注目ポイントです。
監督・福田雄一流の演出とアドリブが生む個性演技
福田雄一監督といえば、アドリブ中心の長回しや“間”を活かした演出が持ち味です。ムロツヨシや佐藤二朗の即興劇のような掛け合いは、彼らの素の反応をそのまま生かしたようなリアリティを生み、映画全体に独特の空気感をもたらします。
アドリブによる“その場の面白さ”は、映画というよりも舞台やコントに近いテンションで進行することもありますが、それが好きな観客には大きな魅力となっています。監督自身が役者に「笑わせてくれないとカットをかけない」と語るスタイルは健在で、結果として“福田ワールド”ならではの濃密なコメディ空間が築かれています。
アンダーニンジャ の TVアニメシリーズ は U-NEXT、Prime Video で配信中!
原作マンガは U-NEXT で読むことができます♪
※ 2025年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

いつでもどこでも手軽に見れるにゃ!
『アンダーニンジャ』はこんな人におすすめ
現代設定の忍者作品に引かれる人
「忍者」というと時代劇や歴史モノを連想しがちですが、『アンダーニンジャ』はそのイメージを大きく覆します。戦後も密かに存続してきた忍者たちが、現代社会に溶け込みながら活動しているという斬新な設定は、近未来スパイ映画やSFに通じる要素もあり、忍者の新しい姿を描いています。
街中に潜伏する忍者たちが高校に潜入したり、最新技術を駆使して任務を遂行したりと、これまでにない視点から“忍者”を再構築。従来の忍者ファンはもちろん、現代劇としてのリアリティやサスペンス、アクションを楽しみたい人にも刺さる内容です。
日常と非日常の境界があいまいな中で、ふとした場面に忍者が潜んでいるかもしれない……そんな想像力を刺激されたい方にぴったりの映画です。
笑えてカッコいいエンタメ映画を探している人
笑ってスカッとしたい、けれどアクションやストーリー性もしっかり楽しみたい――そんな欲張りな願いを叶えてくれるのが『アンダーニンジャ』です。ムロツヨシや佐藤二朗らが繰り広げるクセの強いギャグは、好みが分かれるもののハマる人にはたまらないはず。特に「押入れの開け閉め」や「鼻くそ」ネタといった、いわゆる“福田節”全開のアドリブシーンは、映画館でも笑いが起きる場面のひとつでした。
一方で、山﨑賢人、岡山天音、白石麻衣らによる本格的な忍者アクションも大きな見どころ。手裏剣や刀を用いたスピード感のあるバトルや、スカート姿で繰り出される白石麻衣の回し蹴りなど、アクション好きにも満足できる要素がしっかり詰まっています。
笑いとカッコよさが共存したエンタメ映画を探している人にとって、『アンダーニンジャ』はその条件をしっかりと満たす一作といえるでしょう。
アンダーニンジャ の TVアニメシリーズ は U-NEXT、Prime Video で配信中!
原作マンガは U-NEXT で読むことができます♪
※ 2025年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

いつでもどこでも手軽に見れるにゃ!
『アンダーニンジャ』作品情報
公式解説・あらすじ
「アイアムアヒーロー」などで知られる漫画家・花沢健吾が、現代社会に潜む忍者たちの姿を描いた人気コミック「アンダーニンジャ」を実写映画化。「銀魂」「聖☆おにいさん」など数々の話題作を手がける福田雄一が監督・脚本、「キングダム」「ゴールデンカムイ」の山﨑賢人が主演を務めた。
太平洋戦争終結後、日本へ進駐したGHQが最初に命じたのは「忍者」組織の解体だった。それにより、忍者の存在は消滅したかに見えた。しかし彼らは世界中のあらゆる機関に潜伏し、現代社会でも暗躍を続けていた。忍者組織「NIN(ニン)」の末端に所属する忍者の雲隠九郎は、暇を持て余していたある日、重大な任務を言い渡される。それは、戦後70年以上にわたり地下に潜り続けている、「アンダーニンジャ」と呼ばれる組織の動向を探るというものだったが……。
主人公の雲隠九郎を山﨑が演じ、忍者たちの戦いに巻き込まれていくヒロインの女子高校生・野口彩花役を浜辺美波が務めた。そのほか間宮祥太朗、白石麻衣、岡山天音、山本千尋、宮世琉弥、坂口涼太郎、平田満、木南晴夏、長谷川忍らに加えて、福田作品常連のムロツヨシ、佐藤二朗も変わらず参加。2025年製作/123分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2025年1月24日
アンダーニンジャ の TVアニメシリーズ は U-NEXT、Prime Video で配信中!
原作マンガは U-NEXT で読むことができます♪
※ 2025年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

いつでもどこでも手軽に見れるにゃ!
まとめ
『アンダーニンジャ』は、現代に生きる忍者たちの存在をリアルに描きつつ、ギャグとアクションが交錯する独自の世界観が魅力です。シリアスな展開とコミカルなやり取りの緩急が、観る者に新鮮な体験を与え、笑いながらも手に汗握るストーリー展開が最後まで飽きさせません。
原作ファンには賛否両論がありつつも、山﨑賢人や白石麻衣、浜辺美波といった豪華キャストによる体当たりの演技や、福田雄一監督ならではのテンポ感を楽しめる作品です。設定や演出に好みが分かれる部分もありますが、現代的な忍者像や、アクションとコメディの融合を求める方には一見の価値がある一本です。
エンタメ性の高い映画を探している方や、忍者というテーマを新しい切り口で楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください。
【関連記事】






コメント